【えせほし─似非星─ 】 kyo-ko



◆ 小説 ◆


マークは少しばかり性描写がありますので、ご注意を。
 シリーズ (松月)
続いていますので、上から順番に読んで下さいね。
 「本当にあなたにそれが出来るのか?」
 ノックの合図を決めよう、といきなり如月が言い出した。
 それはただの気まぐれ。…その筈だった。
 長旅ですっかり疲れてしまった角松。
 「あんたは俺のことを、どれだけ知っている?」
 そう、自分もまた流れ着いた椰子の実なのだ。
 この感情の名前は、…まだ知らない。
 自分には、この背中だけがあれば良い…。
 「ずっとこうして、あんたと生きてきたような気がするな…」
 今日は決行五日前。ただひたすら待つのみ。
 「美人は三日で飽きると言うが」
 如月の心を求める権利が自分にはあるのだろうか。
 角松洋介の目で見る世界は、きっと美しいのだろう。
 如月から、きつく外出禁止を言い渡された角松。
 「ちょっと聞いてみたいことがあるんだが」
 角松が無条件で与えてくれる信頼に、如月は…。
 ずっと笑っていてくれ。そのためなら何でも出来るから。
 「それなら、私もせいぜい憎まれることにしよう」
 「不可侵領域」
   (1)  (2)  (3)
 「…何故、私はこの男を助けたのだろうな…」
 松月前提、ほのかに(矢吹×如月)風味。矢吹視点。
 「1/4の絆」
   (1)   (2)
 あんなこと、言うつもりではなかったのだ、…本当は。
 「全て…、私の責任だな」
 あの日から、ちょうど一年が過ぎた…。
 
 
 長編・中編  
シリーズとはあまり関係ない続き物。パラレル?
 「籠の鳥」
  (1)  (2)  (3)
  (4)  (5)  (6)
 男の手の中に迷い込んだ美しい小鳥。(立石×如月)全6話
 「私の言うことを聞くならば、
   ここから逃がしてやっても良いが…」
   
 短編・掌編
短めなので、さらっと読んで下さい。おそらく時間軸順。
 「起きている間に夢は見ない…」(矢吹&如月)
 そう、如月はまぎれもなく美しい花だ。(高岡&如月)